5月29日(火)TOYOTA GAZOO Racing はトヨタ池袋ビルで2018年ル・マン24時間レースに向けた参戦概要発表会を開催した。
最初に登壇したトヨタGRマーケティング部北澤部長より、トヨタは「モータースポーツで鍛えられる技術と技能で、乗って楽しい・ワクワクするクルマ」をつくることをミッションに、今年もルマンに挑戦をしていくことが発表され、さらにWEC、ル・マンへの挑戦はその経験を市販車にも活かしていくことが1月に発表された「GRスーパースポーツコンセプト」を例に説明された。
2016年、2017年と優勝を逃したことは、『トヨタはル・マンを「速く」走ることはできたが、「強さ」を兼ね備えることはできなかった』と総括し、本年はチーム全員で、トラブルが起きてもすぐに的確に対応できるよう万全の準備を積み重ねてル・マンに挑むと宣言した。
映像では本年のマシンTS050 HYBRIDが紹介され、現役F1ドライバーのフェルナンド・アロンソもドライバーに加わった2台体制で、「6人のドライバーが思いきり走れることで、結果として24時間走りきる」ことを目指す」と述べた。
続いて行われたドライバートークショーには、今年もトヨタに乗る日本人ドライバーの中嶋一貴、小林可夢偉が登場し、今年のチームの様子やル・マンに賭ける想いを語った。
中嶋選手は「今年のTS050 HYBRIDは過去からの改良で乗りやすさは大きく進化した」「プライベータ―チームに勝つのは簡単でない。チーム全体で最後まで走り切り表彰台を目指す」と語り、小林選手も「ル・マンはライバルがいなくても戦う相手がいる。今年こそトラブルなく走りきり表彰台のトップに立ちたい」と勝利への気持ちを語った。
2018年ル・マン24時間レースは6月16日(土)午後10時(日本時間)にスタートを迎える。
《TOYOTA GAZOO Racing 2018 ル・マン特設サイト》
第2戦 ル・マン24時間レース SPECIAL | 2018-2019年 | WEC | TOYOTA GAZOO Racing
最先端のハイブリッド・システムを載せて、24時間走りきる。レースで鍛えた電動か技術をこれからのトヨタにつぎ込むために。もっといいクルマづくりに、終わりはない。
※このコンテンツは企業等から依頼を受けて制作しています。