小林製薬は、かゆみの原因である神経細胞の伸張に注目し、大学と共同で研究を重ねてきた。
神経細胞に対して【なにもしない場合】と【ヘパリン類似物質を加えた場合】で比較してみると、【ヘパリン類似物質を加えた場合】では神経細胞の伸張を抑制することから、今回新たに、ヘパリン類似物質がかゆみの抑制に関わっていることを発見した。
＜聖マリアンナ医科大学 梶川明義先生からのかゆみに関するアドバイス＞ 傷あとや火傷のあとが残っていてかゆい・・・そんなお悩みを持たれる方も多いのでは？
実は、そのような皮膚の下では炎症がおき、かゆみを起こす物質である「ヒスタミン」が放出されかゆくなることが分かっています。また、傷あとに神経細胞が伸張することもかゆみが生じる原因とされています。
傷あとや火傷のあとにかゆみを伴うことがありますが、搔きむしる行為は絶対に止めましょう！
掻きむしる刺激でかえってヒスタミンが放出され、かゆみが増えてしまいます。かゆみを伴う傷あとに対しては、ヘパリン類似物質の塗り薬や（ジフェンヒドラミンなどの）抗ヒスタミン成分の入っている塗り薬がありますので、そういった市販薬を使うのも良い方法です。
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