リバリュー（株式会社SynaBiz）と佐川急便株式会社はリバース・ロジスティックス（返品物流などの静脈物流）分野における業務提携を行った。
人知れず処分される返品・余剰品などの「不要品」は、毎年約22兆円もあるという。リバリューは佐川急便とタッグを組み、これらの「不要品」の回収・検品・再流通を包括的に担うワンストップサービスを業界で初めて実現した。
返品・余剰品など通常販路では販売困難な在庫は価値評価も難しい。両社は、適正な価値を算定し、検査や修理などで付加価値をつけ、適正価格で流動化させる ”透明性の高いマーケットプレイス” を目指すという。
ネット通販市場・フリマアプリなどの拡大を背景に、返品にともなう物流や余剰在庫は加速すると考えられる。今後の両社の動向に注目したい。
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