東京電力ベンチャーズ株式会社は、IoT技術を活用した見守りシステムのサービスを展開している。
tepcottaは、ビーコン(電波受発信器)を搭載したホイッスル型の専用端末を持つ子どもや高齢者の位置情報履歴を、家族や保護者などがスマートフォンやパソコンで把握することができるほか、予め登録した基地局付近を見守り対象者が通過した場合に、位置情報を専用アプリやメールで通知を受けることが可能である。
専用端末は、GPS端末と比較して低コストかつ電池寿命が長いため、頻繁に充電する必要がない。
また、ビーコンの電波を受信する基地局も電源コンセントにさすだけで設置できるため、tepcottaの基盤となるシステムを速やかに構築できることが特徴である。
tepcottaの対象エリア内では、基地局を公共施設や民間施設、東京電力グループの設備に設置することはもとより、無料アプリをインストールした地域の方自身のスマートフォンをビーコンの電波を受信する基地局として活用し、「地域のみんなで見守る」ことを目指す。
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