埼玉県秩父市では、「伝統文化に親しむ日」である令和元年12月3日、秩父夜祭に合わせたキッズウィークの取組を実施した。
「キッズウィーク」とは、平成30年度から国が積極的に取り組みを進めている施策で、大人と子どもが休日を一緒に過ごす機会をつくることを目的に、地域単位で学校休業日の一部を他の日に分散化等し、それに合わせて働く大人は有給休暇を取得することで、休日に多様な地域活動を行うなど、地域の官民が一体となって推進する取り組みである。
秩父市では、平成28年12月に「秩父祭の屋台行事と神楽」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを受け、川瀬祭の7月20日と秩父祭の12月3日を「伝統文化に親しむ日」と制定し、平成30年度より市内小中学校および幼稚園の休業日とした。
これに合わせ、厚生労働省が推奨するキッズウィークとしても取り組み、保護者にも年次有給休暇の取得を促進している。
子どもたちが、保護者や地域住民とともに、川瀬祭と秩父夜祭に参加することを通じ、地域愛を育て、家族や住民との絆を深めることが期待されている。
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/jikan/sokushin/kidsweek.html
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