シャープは、ウイルス飛沫粒子の解析の専門家である京都工芸繊維大学の山川勝史准教授と、居住空間内でエアコンの気流がウイルス飛沫粒子※1 に与える影響についてシミュレーションを行った結果、プラズマクラスターイオンを部屋中に届ける空気清浄機搭載エアコン『Airest』※2 が、一般的なエアコンに対してウイルス飛沫粒子を効果的に捕集できることを確認した。また、同社空気清浄機についても検証を行い、その有効性について同様の結果が得られた。さらに、空気清浄機の需要が高まる中、一般的なエアコンと空気清浄機を併用した際の、設置場所によるウイルス飛沫粒子への影響についても検証。エアコンの風向を上向きにし、空気清浄機をエアコンの下に設置することが有効であることも確認。
今後も、プラズマクラスターによる空気浄化に加え、今回検証を実施した独自の気流技術を核として、空気に関するさまざまな検証を進める。
※:国内家庭用エアコンにおいて。2019年12月19日現在。
※1:咳やくしゃみ、声を出すことなどで発生する飛沫のほか、これらの飛沫のうち非常に小さいものであるエアロゾルなど。
※2:日本電機工業会の定める空気清浄機の基準を満たした家庭用ルームエアコン。
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