味の素株式会社の「ほんだし®」は、かつお節から作られているが、同社はそのカツオ節を作る過程で余ってしまう頭や骨、煮汁、内臓などは捨てずに“まるごと”大切に活かされていることをご存知だろうか。
まず、不要な頭と内臓を切り落とされ、これらは発酵させて魚醤や調味料となるほか、煮汁は濃縮して鰹エキスとして活用される。
また、内臓は処理をした上で粉砕・乾燥し有機肥料や飼料として自然に還元され、茶農園やゴルフ場などでも活用されている。
さらに、骨はカルシウム食品の「毎日カルシウム・ほんだし®」の原料となるそうだ。
このように、「ほんだし®」のかつお節を製造する過程で余ってしまう頭や骨・煮汁・内臓などは、無駄なく”鰹まるごと”利用されている。 味の素株式会社では、こうしたかつおを無駄にしない取り組みが20年以上続いている。環境問題に注目が集まる昨今。今後も同社の環境を配慮した取り組みに注目していきたい。
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