日本では、鶏の行動が制約されるバタリーケージと呼ばれる飼育方法で生産されたたまごが多くを占めている。一方、欧米ではアニマルウェルフェアの観点から、鶏の健康やストレス軽減に配慮した飼育を重視しており、法的な規制を強化する動きも広がりつつある。
そうした中、イオンでは欧米における一般的な基準を参考にし、トップバリュの基準を設定。イオンのトップバリュでは、2020年2月よりトップバリュの平飼いたまごを販売している。
トップバリュの平飼いたまごは、止まり木を設置した休息スペース、巣箱がある産卵スペース、砂浴びができる運動スペースなどを備えた、立体式のエイビアリー方式と呼ばれる鶏舎で育てている。自然光と風が当たり、床面を自由に動き回りやすい収容密度で、可能な限り鶏にストレスがかからないよう配慮している。※1
産まれたたまごはきれいに洗卵され、投光、汚卵、異常卵などの検査を行いパッキング。採卵からパッキングまで人の手が直接触れることなく、卵に最初に触れるのは消費者の手となる。このような取り組みも、安全安心の実現につながっている。
これまでトップバリュの平飼いたまごは、地域を限定して販売していたが、生産委託先との協力のもと、全国の顧客に届けることが可能になった。1ブランドの平飼いたまごを全国規模で展開するのは、イオンが国内で初だ。※2
今後もイオンは生産者と協力しながら、トップバリュの平飼いたまごの安定供給と安全・安心に努め、これからも多様なニーズに応えていくそうだ。
https://www.topvalu.net/ge_hiragaitamago/
※1一部バーン【平屋】式もあります
※2沖縄を除く。2022年9月6日現在
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