日本最大の発電会社、株式会社JERAは2023年11月29日、日本橋の本社で定例記者会見を開催した。
会見に臨んだ奥田久栄社長は、23年度冬季のエネルギー需給対策から、2050年までにCO2排出をゼロに近づけていく長期ビジョン「『JERAゼロエミッション2050』実現に向けた進捗」、「自由なイノベーション力による新たな価値の創造」の3点について語った。
JERAは、経産省が示した3%という最低限確保された今冬の供給予備率にも予断を許さない姿勢を示し、引き続き電力確保に全力を尽くすと説明。とくに最新鋭の火力発電設備へのリプレース(改修)が進捗したことを報告しながら、横須賀火力2号機の営業運転開始時期の前倒しを報告。また経産省から認定された供給確保事業者として貢献していくことにも触れた。
『JERAゼロエミッション2050』については、JERAのポリシー・目指すべき姿として、「世界中のすべての人々がクリーンなエネルギーを安定的に、無理のない価格で使い続ける社会を作ること」と改めて強調。そのために再生可能エネルギーやアンモニアを燃料とするゼロエミッション火力、リユースバッテリーによる大規模蓄電システムの構築など、さまざまな国・地域・環境に合わせた選択肢・オプションを持つことが重要だと話した。
そのほかイノベーション力として、女性活躍のための「Femtech」導入についてや、東京大学・先端科学技術研究センターと協業したSTEAM教育プログラム立ち上げについても語った。
詳しくは下記「DISCOVER JERA」へ。
https://www.jera.co.jp/action/discover/029
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