日本最大の発電会社、株式会社JERAは2024年5月16日、日本橋の本社で定例記者会見を開催した。
会見に臨んだ可児行夫会長 Global CEOと奥田久栄社長 CEO兼COOは、「2035年ビジョン実現に向けたJERA成長戦略」とそれに伴う収支水準・財務戦略策定について語った。
JERAではビジョンの実現に向け、「LNG」「再生可能エネルギー」「水素・アンモニア」の3つの戦略的事業領域に投資を絞り込んでいくと発表。同時に、3つの事業運営能力を強化していくとした。可児会長は「今後10年で3つの投資分野に5兆円を投資し、再生可能エネルギーと低炭素火力の体制を整え、年間3,500億円以上の利益を目指す」と話した。
そして成長戦略を通じて実現すべき財務戦略についても言及。従来以上に資本市場からしっかり評価される財務体質として、資本効率性(ROIC-WACCスプレッド)150bps以上という目標などを掲げた。
そのほか短期、長期の需要の変動に対応できるよう、電源・蓄電池の組み合わせを現実的に組んでいく必要があることを強調。奥田社長は「日本では春秋と夏冬で電力需要が3,000万kW以上変わる。こういったところの調整にはやはり火力発電が必要。火力発電のゼロエミッション化をしていく」と語った。
詳しくは下記「DISCOVER JERA」へ。
https://www.jera.co.jp/action/discover/045
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