三井不動産が「日本橋に森をつくる」計画を始動した。
この計画は同社が以前より行なっている持続可能な森づくりをめざす「“終わらない森”創り」の一環として行うもの。木を「植える・育てる・使う」のサイクルを確立する中で、その理念を実現するべく国内最大・最高層の木造賃貸オフィスビルの建設に挑戦している。
木造賃貸オフィスビル計画の担当者は「同規模の一般的な鉄骨造オフィスビルと比較して、躯体部分において、建築時のCO2排出量約30%の削減効果(※1)を想定しており、木造オフィスビルだからこそ実現できる『行きたくなるオフィス』をめざす」と説明。
また、“終わらない森”創りの担当者は「実はしっかりと木材を“使う”ことがサイクルを回していくうえで重要。今回の計画では三井不動産グループが北海道に保有する森林約5,000haの木材の一部を構造材および内装・仕上げ材に使用している」と語る。
木造賃貸オフィスビルの完成は2026年度見込み、現在も工事は着々と進められている。
【#2へつづく】
※1 林野庁「建築物に利用した木材に係る炭素貯蔵量の表示に関するガイドライン」に基づく木材利用にともなう二酸化炭素固定量および林野庁「森林による二酸化炭素吸収量の算出方法について」に基づく製造に要した木の伐採後植林した木が吸収するCO2量を含む
https://www.mitsuifudosan.co.jp/business/development/earth/
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