「大動脈弁狭窄症」は、心臓の出口にある大動脈弁が硬くなり十分に開かなくなることで、心臓から血液を送り出しにくくなる病気だ。病気が進行すると、様々な症状や、心臓の機能低下を引き起こす可能性があるという。
典型的な症状は、動いた時の息切れ・動悸・足のむくみのほか、胸の痛みや失神など。症状が加齢に伴う体の変化と似ているので、【歳をとったせいだろうと】考えて、病気と気づかなかったり、気づく頃には相当重症化してしまっていることもあるようだ。
手術には、胸を開いて心臓の弁を人工弁に置き換える「外科的治療」と、主に足の付け根の血管から、カテーテルと言う医療用の細く柔らかいチューブを差し込んで、生体弁を心臓の中に植え込む「TAVI」という２つの方法がある。
本人が症状に気づくことが難しい場合があるため、周りに高齢者がいる場合は、様子を気にかけみてほしい。
https://www.medtronic.com/jp-ja/your-health/conditions/heart-valve-disease-structural-heart.html
