長野県須坂市で1946年に創業したオリオン機械株式会社は、冷凍技術や真空技術を活かして多くの産業機械を開発・製造している。
近年では、同社が得意とする省エネ技術をさらに進化させ、ワンランク上の製品開発を進めてきた。
現在、同社はカーボンニュートラル実現に向けて、さらなる省エネ製品の開発と製品に使用するフロンガス(冷媒)の低GWP(地球温暖化係数)化など、環境負荷をさらに低減する取り組みを進めている。
その一環として、環境に配慮したドレン処理装置を発売した。
給油式スクリューエアーコンプレッサを基盤とする圧縮空気システムの場合、冷凍式エアードライヤー等から排出されるドレンには、法律で定める排水基準を超える油分が含まれている恐れがある。
このドレンをそのまま河川などに放流することは、環境破壊にもつながる上、法律にも抵触する。
そのドレンの油分を排水基準(※1・※2)以下まで除去するのが、ドレン処理装置「ドレンマスターNEO」だ。
ドレンマスターNEOは電源も不要(※3)で、設置環境に応じた様々なラインナップが用意されている。
また、吸着材はオリオン機械にて廃棄処分するため、顧客が処分する心配は必要ない。
今後もオリオン機械は、SDGs達成に向け革新的な技術・製品開発に挑んでいく。
https://i.orionkikai.co.jp/2023/product/kuatsu/drain/neo/
※1 標準で処理水油分濃度3mg/L以下を実現 (都道府県が定める上乗せ排水基準にも対応可能)
※2 水質汚濁防止法による(ノルマルヘキサン抽出物質)
※3 寒冷地仕様を除く
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